結婚相談所の入会手続きで必要な書類のひとつとして「独身証明書」というものがあります。この、聞き慣れない公的書類の入手方法についてまとめました。
独身証明書とは?
言葉のままですが、戸籍的に、独身を証明する公的書類のことです。結婚相談所に入会する場合、ほとんどの結婚相談所で提出必要とされる、重要な証明書です。独身証明書は、本籍地の市町村役場で発行後3ヶ月以内のものでないといけません。(ただし各々の結婚相談所の基準によって異なります。)ここで問題なのが、本籍地での発行しなくてはならないという点です。本籍地の遠方にある方は入手するのに大変時間がかかってしまうので、早めに準備しておきたいですね。
独身証明書の入手は2通り
役場の窓口で直接発行
本籍地の、住民票や印鑑証明書などを発行している役場の市民課へ直接いって、身分証の提出や必要事項の記入を行い、発行手数料(200円~400円ほど、市町村によって異なる)を支払うと簡単に受け取れます。しかし、通常、役場は平日しか開いておらず、また、本籍地が遠方の方は取りにいくのに時間がかかります。そういった方は後に説明する、郵送を利用してください。
役場での必要事項の記入は1分で済み、発行してもらうのも5分程度で終わりました。家族の代行も可能のようです。
郵送で送ってもらう
本籍地の役場に行けないという方は、郵送で取り寄せてください。結婚相談所によっては、郵送で取り寄せるための「独身証明申請書」を準備してくれる会社もあるので、その場合はそれを使ってください。ですが、市町村役場のホームページからもダウンロードできるので、それを利用してもOKです。
その申請書に必要事項を記入し、運転免許証など本人確認書類のコピー、自分の住所行きの返信用封筒(84円切手つき)、発行手数料の代わりになる小為替(200円~400円ほど、市町村によって異なる)を同封し、本籍地の市民課宛に郵送します。すると、時間は少しかかりますが、独身証明書が自宅に届きます。
独身証明書は戸籍抄本でも代用可能
上記は独身証明書を発行する手順でしたが、独身証明書は「戸籍抄本」でも代行できます。ですが、戸籍抄本には、結婚相談所で不要な個人情報が多く含まれてしまうので、不要な部分は黒く塗りつぶす必要があります。家族の個人情報が含まれてしまうので、できるだけ、独身証明書を発行するほうが安全です。
以上が独身証明書の発行の説明でした。結婚相談所は、正式な入会まで早くても10日間はかかると言われています。早く利用するためには、事前に準備しておくことも重要ですね。
必要事項を記入するとき、「筆頭者」を記入する欄があります。これは、自分の戸籍の一番始めに記載される人の名前を指します。聞き慣れない単語で少し戸惑いました。
また、独身証明書を何に使用するかも聞かれます。私の場合、「相談所」と記載したら発行してもらえました。